恩師

仕事が暇なので何気なく、かつてお世話になった先生方をググってみた。高校1年のときの担任を発見し、その紹介文にひとしきり笑った。お変わりないのだなぁ。
思えば大学進学率の低い(国公立に至っては推薦以外はほぼ皆無)高校にもかかわらず一般入試で国公立に進もうとしたオイラを、見捨てずに指導して頂いた先生。教科書の一歩先にある数学の面白さを説くも、生徒の理解力が足りず空回りしていた先生。時に「大人の話」と称してゴニョゴニョチョメチョメな話でエキサイトする先生*1
授業の内容は素晴らしく、理系音痴のおいらにもわかり易く繰り返し指導して頂いた。先生の語呂合わせは大変不器用でトンデモナイ感じなのだが、なぜか頭に残る不思議なフレーズばかり。
1浪の挙句、大学*2に合格・入学するときには半泣きで喜んでくれたっけなぁ。
今の赴任先は札幌でも有数の進学校。さぞ授業もやりがいのあるものだろうと思います。今後のご活躍を釧路より願っております。
と書いても、ご本人に伝わるわけもないのだが。ちなみに数年前、定山渓温泉で遭遇したときは素敵な奥様とご一緒でした。卒業から数年経過しているにもかかわらず「おー長尾。」と、まるで年月を感じさせない反応にそれまた驚きでした。
伊藤先生、会いたいです。

*1:「日誌には代数幾何と書いておいて下さいねー」とネタを下げたのは衝撃。

*2:現役のときなら推薦で入ることが出来たはずの志望外の大学ではあるが。